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2024.01.24

令和6年能登半島地震 被災地支援:報告⑩

2024年1月24日(水)
石川県志賀町志賀地区にある志賀町文化ホール(指定避難所)で日本ゼネラルフード様の炊き出しを実施しました。
昨日からの降雪で30㎝程度の積雪がありました。志賀町文化ホールまでの道は、除雪車が入り、大きな混乱はありませんでしたが、慎重な運転が求められました。
道路に積もった雪は、破損した道路の状況を隠してしまいます。
また、滑ったり、雪が足にまとわりついたりと、通常の活動にも少しずつ気を配る必要が出てきていました。
特に避難所では、雪の付いた靴で出入りをすると廊下などが濡れてしまうため、雪を払うなどの手間が必要になっています。

日本ゼネラルフード様が作られた「醤油ラーメン」は、わかめとねぎとしっかりした炙りチャーシューが入った本格的なもので、避難者の方にも大変好評でした。
避難者の方を優先し、その後残ったものは現地で活動されるスタッフと水を汲みに来た被災者の方にお配りし、約110食を提供しました。
「本格的なチャーシューはとても美味しい」「ホテルの近くのラーメン屋よりおいしい」と大変好評でした。
避難所では同じような食事が続くため、炊き出しはとても楽しみでありがたいと話される一方で、志賀町文化ホールには調理室があり、水もガスも問題なく使うことができます。ただ、「自分たちで食事を作る」という雰囲気はなく、だれも調理室を使用しないそうです。

避難所に届けられた物資について、話をお聞きしました。
現在、避難所での登録をされていない被災者の方が物資を取りに来た場合、その方の被災状況に応じてお渡ししているようです。
あまり困っていない方には一食分程度をお渡しし、大変そうな方には、少し多めにお渡しをすることになっていますが、ほとんどの方が遠慮され、あまり持っていかれないとのこと。
本日、避難者ではない方が物資を持っていかれようとしていました。
運営担当の愛知県職員さんが声をかけると、「NHKのテレビで物資を配っているとアナウンスしていた」と話されていました。
「ここのものは、避難者のものですよ」と声をかけると、驚きながらも「すみません。きのどくな(石川県の方言で「気を使わせて申し訳ない。ありがとう。」という意味)」と話されて、最低限の物資を受け取り帰られました。

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