被災地支援 寄付をする
2024.02.17
令和6年能登半島地震 被災地支援:報告22
2月の中旬より継続的に石川県志賀町文化ホールで避難所運営の支援も行っています。
志賀町の避難所運営は対向支援として愛知県が担っており、愛知ネットは愛知県と連携し、志賀町文化ホールで避難されている方々のニーズのヒアリングをはじめ、避難所に届く支援物資の整理整頓や、食事提供、自宅に戻られた方が使用されていたお部屋の片付けなどをすることにより、県職員が他の支援に集中できるようサポートしています。
志賀町では段階的に避難所を閉鎖しており、避難所閉鎖に伴い移動された方などを含めも45人(2/16現在志賀町発表)の方がこの文化ホールで避難生活をされています。
ご高齢の方が多いものの、老若男女さまざまな方がみえました。
文化ホールは電気ガス水道が復旧しており、インフラに大きな不安はありません。
DWATも常駐しており、健康面の相談もしやすい環境にあります(町職員はじめ、各種支援員等の巡回も行われています)。
よく耳にした困りごとは、食生活についてでした。
避難所では朝食はパン、昼食はおにぎり、夕食はお弁当(メニューや種類はほぼ日替わり)で、支援物資の中にはカップラーメンやカップスープ、フリーズドライのお味噌汁、パックのおかゆ、災害用カレーなどがあります。
しかしながら毎日同じものだと飽きがちになるほか、「(高齢で咀嚼がしづらいので)おにぎりは固くて食べられない」「魚や野菜が食べたい」といったお声を聞きました。
そこで、文化ホールの調理室をお借りし、あたたかい豚汁を作って夕食時に提供しました。
豚汁を食べられた方からは「あたたかいものはうれしい」「おいしかったよ」「ありがとう」と言っていただきました。
避難されている方や愛知県職員の方のご希望やご意見を聞きながら、元の生活に戻るための自立促進になるような取り組みをしていきたいと考えております。