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被災地支援

2024.01.23NEW

令和6年能登半島地震 被災地支援:報告⑨

2024年1月23日(火)
石川県志賀町土田地区にある旧土田小学校(指定避難所)で日本ゼネラルフード様の炊き出しを実施しました。
朝から寒波の影響でとても寒く、志賀町の市街地では冷たい雨、旧土田小学校周辺では雪が降っていました。
地元の方の話によれば、石川県は地域柄、冬は曇りや雨や雪がほとんどで、晴れるのは数日程度。
「今年は雪が記録的に少ないが、例年なら20~30センチは積もっている。今年が通常通りの雪だったら、とても大変だった」と話されていました。
22日(月)から小・中学校の授業が開始され、炊き出しを食べられる避難者は少ないと予想していましたが、避難所に水を汲みにきた方や近隣に住まわれている方にも声をかけて下さり、当初の予想に反し約130名の方に提供することができました。
日本ゼネラルフード様が提供された「牛丼」は、牛肉に加えてゴボウや玉ねぎが豊富。寒い雪の中でも温かくおいしい食事となりました。
旧土田小学校では先週3日間、炊き出しを行っているため、我々と顔見知りの方も増えています。この地区では今日から水が使えるようになったそうですが、飲料としては使えず、さらに「市からは下水はトイレなどの最低限にするように言われているため、料理やお米を炊くこともできない」ことから、炊き出しの食事が重宝しているとの話もお聞きしました。避難者の方は「温かいご飯がうれしい」と喜ばれていました。

避難所の出入り口には、学童の子どもたちが画用紙に書いたメッセージが貼られていました。可愛らしい絵と一緒に「がんばろう」「ありがとう」と書かれていました。
今日から24日にかけて、石川県では雪の強さが増す予報が出ています。
お話によると、通常なら降雪日には除雪車が稼働しますが、道路が損壊しているため、除雪ができず通行止めもあり得るとのこと。
坂道などは常設の融雪装置(水を出し続けて雪を解かす装置)で雪を解かいますが、それも「水が十分でない今は止まってしまっているので、坂道が雪に埋もれたらどうしようもない」と心配されていました。

1月18日~23日までの6日間、愛知ネットの会員でもある株式会社テクノ・マエザワの前澤社長が被災地の応援に駆けつけ、ともに活動してくださいました。
☆★株式会社テクノ・マエザワ 前澤様ありがとうございました★☆

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